小沢幹事長「できる限り公正な捜査に協力する」(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は18日、福井市内で記者会見し、自身の資金管理団体の土地取引をめぐる政治資金規正法違反事件について、参院選に与える影響を認めるとともに、捜査当局に協力する考えを示した。

 主なやりとりは以下の通り。

 −−若い候補を参院選(の福井選挙区)で擁立し今度こそ自民党に勝てるという期待が高まっているが、今回の政治資金規正法違反で、参院選勝利の妨げにならないのか。参院選への影響は

 小沢氏「あの、ちょうど、1年前の3月に始まりました、私の不徳の致すところでございますが、それはもちろん、これだけメディアの報道も多く批判をいただけば、それは今のままであれば、影響は出てくるということはあると思いますけども、私としてはできる限り公正な捜査に協力しながら、早い機会に国民の皆さんにも理解できる結論を得て参院選に臨みたいと思っています」

 −−この時点で幹事長職の今後をどう考えているのか

 小沢氏 「ただいま県政記者クラブの代表にお答えしたのと同じであります。自分の職責は党の幹事長として、なかんずく選挙に全力を尽くすことであります。

 従ってその選挙にできるだけ影響のないように速やかな結論を得たいと思っておりますし、必ず、国民の皆さんの理解を得られるというふうに私としては思っている。

 いずれにしても、決して選挙にプラスではありませんので、できるだけ、とにかく早く、解決を致したいと思います」

 −−世論調査では幹事長辞任を求める声が多いが

 小沢氏「去年の3月もそうでした。しかし、それなりにきちんと説明をした結果、国民のみなさんも理解していただけたと思っております。

 私も去年の3月の事件の後もずっと全国を回って皆さんの理解をいただき、政権を負託されたわけであります。その基本的な姿勢と考え方は変わっておりません」

 −−今後説明は・・・

 小沢氏「まだ中央での会見は拒否していないので、そういう中央の政局がらみの話は中央でお願いします」

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